2015年10月19日

キャベツスライサー

整理していたら、だいぶ前に某メーカーからデザイン依頼された「キャベツスライサー」の写真を発見。
家庭用品、それも台所用品のデザインはそれほど多くなかったので、結構力が入った記憶がある。

キャベツの大きさの調整や、千切りの大きさが調整できるなどの機能を備えている。
キャベツを左右から挟みハンドルを回転させると千切りのキャベツができあがる。
とんかつの千切りからコールスローサラダの大きさまで・・機能見本をちょっと使用したら以外と楽しかった(笑)

スライドさせてキャベツの大きさに合わせる

結局は外観デザインから設計図面、機能モックアップ(この写真)を作った段階で、そのままお蔵入りしてしまいましたが、楽しんで仕事ができたので良しとします。

企画から最終的な製品になる確立は50%くらい。時期尚早だったりコストが合わなかったり、そこには色々な事情が存在します。
確かに製品にならない仕事は残念ではあるが・・しかしどんな状況でも仕事は最後まで手を抜かない、が仕事を楽しくする私の秘訣です。

モックアップのためか、細部まで塗料が入っていない
業者の手抜きか・・?!




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2015年10月11日

誰のためのデザイン?


例えば飛行機が事故を起こせば「パイロットの操縦ミスが原因」と言われ、原子力発電所に重大な問題が起これば「原因は人災」とマスコミで騒がれ、原因は人災、機能を上手く操れなかった人間に原因があると・・・
確かに原因はそうかもしれないし、管理体制や教育体制が不十分なのかもしれません。

しかしこの種の事故を分析してみると、実はデザインというものの本質が見えてくる場合が多い・・

デザインとは何?と問われたとき、考え方それぞれですが、答えのひとつがここにあります。
デザインに関わっている方、目指している方・・ちょっと厚い本ですが、時間を割いても一読することをお薦めします。

人間は間違いを犯すもの・・それを素直に認め、デザイン(設計)の力でそのミスをできるだけ少なくしてゆく。
もちろん機能が優先なのは間違いないのですが、さらにその機能を確実に、ミス無く操作・使用してもらうためにはどうすれば良いのかを考える。
心理学や人間工学、その他のファクターを総合的に考慮、判断して造り上げて行く・・

デザインは美しいフォルムや色彩、スタイリング・・それも必要なことではあるが、それだけではない。ユーザーと向き合い、操作性や機能性を満たして初めてデザインだと言える。

どんなに高度な機能を持った機器であっても、主役はユーザー(人間)だということを決して忘れてはいけないのです。

ドナルド・ノーマン著「誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論」新曜社認知科学選書




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2015年10月10日

黄金比デバイダー


美しい構図とされているものには、数理的な裏付けが有る場合が少なくありません
代表ともいえるのが西洋の美の原理である「黄金比」
約 1:1.618....です

映画・小説「ダ・ヴィンチ・コード」の中にも黄金比が出てきます
ひまわりの種の曲線配置や、身長とヘソから下の長さなどが、黄金比で構成されていると専門書に書かれています

最近では・・ワイドテレビ、タバコのパッケージ、クレジットなどの各種カード、名詞やパスポート、などにも「黄金比」使用されています
20080108_02.jpg
また黄金比に対し、白銀比という美しい比率があります
1:1.41421356、「一夜一夜に人見頃」の√2です・・
これは、日本建築などに用いられてきました
別名「大和比」と言われ、安定した飽きのこない美しさとされています

法隆寺や四天王寺、生け花の美のバランスにも反映されているといいます
代表的なものとしては、ハガキや用紙サイズ(A3やA4など)があります
その他にも、美しい比率やバランスとされるものは、意外に多いものです
Webで検索してみると、たくさんリストアップされます

ではそれが本当に美しい比率なのか・・
それは人それぞれの感性で良いんだと思います☆
でも古来から言われてきている事・・そこには何かがあると思いますよ

美しい比率やバランス・・
デザインで迷ったら、ちょっと考えてみるのも良いかもしれませんね

ところで、こんなものを見つけました・・

コンパッソ レオナルド ジェニオ(黄金比デバイダー)
プロフェッショナル用途の黄金比デバイダーとされています

どういう使い道があるのか・・?!?
それを考えるのも、また楽しいかもしれません



posted by hide at 13:03 | Comment(0) | ■ デザイン・モノづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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