2015年12月09日

コーヒーの熱でスマホを充電する近未来



室内の熱効率をどのように高めていくか。その大実験が世界中で始まり、様々なプロダクトが登場し始めているのが現代だ。サーバーから発せられる熱を利用し暖房にする「Nerdalize」や暑い時には熱を吸収し、寒くなったらその熱を解放して部屋の温度を快適に保つデスクを作る「ZEF」などは象徴的事例である。


そして「Space10」も、まさに同じようなコンセプトを新たな角度から体現しようとするテーブルを開発している。テーブルの上に置いたものから発せられる熱を電気に転換し、スマホなどの充電に使えるという新たな発想だ。



生活をしていればテーブルの上には、熱を持ったものを度々置く。例えば、ご飯や味噌汁、ポットやお茶を入れたカップ、またノートパソコンなどの電気機器も置くだろう。


しかしそこから発せられる熱は、全て空中に放出されるだけで無駄になる。…というよりも、そもそもここが無駄であるという意識すらなかったのが私たちだろうが、その無駄を削減しようというのがSpace10の発想である。現代の社会を変えるプロダクトは、”認識の変化”から新たな概念を生み出しているものが多い。



Space10は温度の違うもの同士の熱移動によって電気を発生させることができるという基本的な法則を利用している。もちろん、このコンセプトはテーブルだけには止まらないだろう。温度差のあるものが接するプロダクトでは様々応用がきくはずだ。


来年日本では、電力小売りの完全自由化が大ムーブメントを起こす。具体的には、あらゆる家庭が電気料金だけでなく、通信費、ガス代まで含め生活におけるエネルギー利用をもう一度見直すキッカケが提供される。


そして、その時代の次を見据えるのが、ご紹介したような新たな概念である。完全オフグリット社会になるまではまだ時間はかかるだろうが、そのビジョンを目指して社会を変える新たな概念が登場し始めるのがこの2010年代である。



出典・画像リンク:Social Design News




posted by hide at 19:42 | Comment(0) | ■ デザイン・モノづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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